毎日の献立に便利な乾物。
困った時のかさまし食材・高野豆腐~!
つぶつぶの料理では、
膨張剤(膨軟剤)の入っていないものをオススメしています。
え?高野豆腐に膨張剤なんて入ってるのか?
そう、実は、入ってるんです。
今、普通にスーパーで売ってる高野豆腐はほとんど、
重曹(炭酸水素ナトリウム)が入っています。
調理後の仕上がりをふっくらとさせるための、
膨軟剤として入っているそうで、
昔は、アンモニアガスが使われていたそう。
でも、アンモニアガスは臭いを取る必要があり、
何回も水を替えて戻す手間がかかったとか。
なので、いつしか重曹(炭酸水素ナトリウム)に変わっていきました。
しかし重炭酸ナトリウムである「重曹」と表示して、
リン酸塩(約20種類あり)などが配合された、
いわゆるカン水のようなものを業者が販売し、
メーカーが使っていることもあるそうです。
リン酸塩は、カルシウムを体内から奪ったり、
子どもの発育、内臓へのダメージや、
老化を早めたり(!)するそうです。
(リン酸塩は、
pH調整剤、調味料(アミノ酸等)
という一括表示の中に入っているとか!)
添加物のない高野豆腐は、
熱湯で戻すか、水につけて一晩かけて戻していたらしいです。
(でも私、重曹入りの豆腐でも芯が残ってたなぁ…)
あれ、でもオーサワさんの高野豆腐って、そんなに時間かけないでも戻るよね?
なんでかな?と思ったけど…
左が、オーサワの高野豆腐。
右が、スーパーでよく売ってる高野豆腐。
たぶん、早く戻るように薄くして作ったんじゃないかと。
乾物になる前の体積が分からないから、
比べようが無いのですけど、
きっとそうだと思います。
膨軟剤の入っていない高野豆腐でも、
早く戻るし、
味も食感もしっかりしていて、
豆腐より美味しいと思います。
コメントをお書きください