食品を包むのに便利なラップですが、
ラップにと添加物ありと無添加があるのは、
ご存知でしょうか?
パリっと切れる!とか、
ピタッとくっついて貼りやすい!とか、
色んなコマーシャルが流れていますが、
ナニのおかげで、そうなるか知っていますか?
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こちらの有名な商品の原材料は、
ポリ塩化ビニリデン。
塩素系プラスチックです。
燃やすとダイオキシンが発生するそうです。
まぁ、ダイオキシン自体は、
塩を含むものを燃やせば出るらしいので、
調理後のものを捨てた場合、
ごみ焼却場で燃やせば空気中に飛散するのは、
もはや仕方ない。(残さないように作ろうね。食べようね。)
ただ、食品を直接包んでチンしたりして、
140℃に達すると溶けて、
食品に直接ダイオキシン…は嫌だなぁ。
そして、よく分からないのが、
脂肪酸誘導体(柔軟剤)とエポキシ化植物油(安定剤)。
添加物は目的によって名前をつけてよいので、
もっともらしい顔して書いてますけど、
合成界面活性剤なんだそうですよ!
というか、脂肪酸誘導体って何?何が原料?
エステル化した脂肪酸(油)、
つまり石鹸みたいなものらしいんですけど…
(そういえば、○ランラップを使うと手がヌルヌルするよね。)
でも何を原料にしたモノかは公表されてないの!
えー!何ナニ!何が入ってるの?気になる~!!
エポキシ化植物油って何の油?
エポキシ化って何をしたの?
「安定剤」と書いてますが、
何を安定させるためでしょうか?
エポキシ化植物油は、
塩化ビニール用安定剤、
または可塑剤として使われるそうです。
大豆油だったりアマニ油だったり、
なんだか分からない油だったりします。
エポキシ化は、炭素の二重結合を酸化させ…自分で調べようね(汗)。
可塑剤とは、ある材料に柔軟性を与えたり、
加工をしやすくするために添加する物質のこと。
主に、塩ビを中心としたプラスチックを、
軟らかくするために用いられるそうです。
塩ビは常温では硬い樹脂ですが
(水道の塩ビ管って固いですよね!)、
加熱すると、軟らかくなります。
その状態の時に可塑剤を入れると、
冷却して常温に戻っても、
軟らかい状態を保つことができるようになるそうです。
ん?でも脂肪酸誘導体が柔軟剤でしょ?
さらにエポキシ化植物油で軟らかく?
安定剤ということは、
目的としては「軟らかさを保つ」ことなのかな?
塩化ビニールをラップフィルムとして使うには、
添加剤の使用が不可欠。
毒性は少ない、とされていますが、
洗剤が付いた食器でご飯を食べたくないように、
界面活性剤の入ったラップで包んだお握りは嫌。
(というか手がヌルッとする時点で表面に浮いてるよね?)
※2020年6月2日追記
日本ビニル工業会HPで、
ラップの材料の公表がされていました!
じゃあ、何を選んだら良いのかっていうと…
ラップにも無添加があるんですよ!
こちらはカブで買った、
その名も「無添加ラップ」の表示。
(またカブセンターかよ!w)
塩化ビニールではなく、
ポリエチレンだそうです。
耐熱温度は、塩化ビニールより低いです。
こちらもカブで買った「暮らし良好」シリーズのラップ。
あれ?製造者は一緒じゃ~ん。
安全性がよく分からないものを使うより、
安全なものを使いたいと思います。
もちろん、ラップに頼り過ぎないように、
(だってゴミにすること前提の商品ですからね)
食べ残しを減らすことを考えたり、
蓋つきの容器に入れるようにしたり、
することも大切にしていきたいです。
こちら、宇部ラップさんの無添加ポリラップです↓↓↓
欲しいものリストに追加しておいたらいいと思います!( ´艸`)
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通りすがり (木曜日, 13 6月 2019 05:09)
確かに無添加ラップは塩化ビニールや塩化ビリニデンよりはずっといい。
ただ、この記事はソースがない。
全く掘り下げずに、なんか悪いみたいねーじゃいけないと思います。
お仕事に使ってるブログのようですから、しっかりと確認して、説明出来るくらいになってからがいいかもしれませんね。
高杉多希 (木曜日, 13 6月 2019 20:30)
通りすがりさん、コメントありがとうございます!
まったく掘り下げずに、というか、
調べても全然出てこないのですよ。
こちらの記事の「1024」が参考になりますかね。
http://www.id.yamagata-u.ac.jp/EPC/11wadai/wadai01.html
専門家が専門で調べても分からないものを、
データソースまで調べられたら私は何者でしょう(笑)。
化学は専門でもないので、
エポキシ化もエステルもよく分かりません。
というか、それを書いた記事を読んで分かる方なら、
もっとご自分で詳しく調べられると思います。
それから、
「無添加ラップはずっといい」といわれてますが、
例えばスーパーなどの食品販売において、
ポリエチレンでは保存性が悪くて、
品質管理においては、塩化ビリニデンの方が良い、
ということも言えます。
無添加ラップも全然知られてないんですよ。
料理教室で生徒さんに紹介すると、
「え!ラップにも無添加があるんですか!?」
という方が多いです。
とはいえ、ゴミが増えますし、
買う側が、便利に慣れ過ぎないようにしたいですね。
いちこ (木曜日, 13 7月 2023 21:00)
簡単なことからでもいいので、有機化学の勉強をしましょう。そのほうが理解が深まりますし、何を気をつければいいかがわかります。今だと「リンゴは魚である」くらいの文章なので、意味不明です。
頑張ってみて下さい。
髙杉多希 (金曜日, 14 7月 2023 05:51)
いちこさん、励ましのお言葉ありがとうございます!
分からない人にとっては、リンゴは魚であると言われても、
へーそうなんだ、っていうくらい化学は理解が難しいですね!
この記事を書いた7年前は、脂肪酸誘導体と検索しても、
分かりやすいサイトは出てこなかったんですよ。
今調べても、聞き慣れない漢字と横文字のオンパレード。
何に気をつければ良いのか?というのは、化学の話についてですか?
それとも、ラップ?それとも食についてでしょうか?
でも、口に入るものは、石油系のものや化学的に処理したものは避けたいですよね。
たくさん学んでも、結局は「自分がどうしたいか」です。
まったく気にしない人は、この記事に辿り着かないと思うので。
逆に、いちこさんがオススメするサイトや本などあれば教えてください♪
むしろ、無添加ラップと何が違うか、ここで説明していただいても!
お待ちしています~♪