先月、自然食品あおぞらさんの味噌作り教室に家族で参加して、
我が家でも味噌を作ろう!作りたい!
と勢いこんで、材料を揃えて仕込みました!
なんと、10㎏分の味噌!
自分の家で実際にやってみて、
家庭で一年分の味噌を仕込む、
一番簡単な方法が分かった気がします。
ではまず、大豆を水に浸けるところから。
使った大豆は、「青森県産有機大豆」。
「てくてくねっと楽天市場」という、
長野県のお店から逆輸入。
味噌を仕込む予定の甕に、
大豆を入れて一晩水につけます。
一晩って、曖昧ですよね。
とりあえず、半日のつもりで逆算して、
夜の9時に浸けました。
この時の深さ、10cm。
朝になって蓋を開けてびっくり!
かなり膨らんでる~!
と思ったけど、15cmくらい。
水の中の光の屈折で、多く見えました。
これ、測ってなかったら、
この甕に麹と塩まで入りきらない!
と思ったかも。測ってみて良かった。
朝の9時から大豆を煮る予定でしたが、
ネット注文した塩が届かなくて、
まだかな~まだかな~と言ってる間に、
午後2時に。
マルカワ味噌のサイトでは、
18時間浸水を勧めてたから、
結果的に良かったみたい!
いよいよ煮る段になって、はたと気がつきました。
鍋に入りきらない…
アルミの大鍋で、半分。
残りの半分を、圧力鍋で何回も煮て行きます。
大鍋は三時間。
圧力鍋は、1回30分×6回?
鍋が温まるまでと、圧力が下がるまでで、
ガスは節約できたけど、時間は変わらないとは、これいかに?
親指と小指で潰せるくらい、軟らかくなったら。
ビニール袋に入れて潰します。
圧力鍋の1回分が、ちょうど一袋分。
子どもたちも楽しそう。
先日空になった沢庵の樽で、
麹と塩を混ぜます。
麹は、マルカワ味噌さんの、
自然栽培玄米麹1㎏×3袋。
塩はもちろん「海の精漬物塩」。
麹と塩をよく混ぜたら。
旦那さんが食べてました。
「これ、うまい。」って言いながらポリポリ。
潰した大豆を袋から出して、麹と塩の樽に入れて、
さらによく混ぜたら、
空気が入らないようにギュギュッとお団子を握って、
熱湯消毒した甕にぶちこみます。
長男は力が弱いのか、スナップが効いてないのか、
投げつけてもドチャッとならないので、
ギュッと押し付けさせました。
空気が入らないことが大事。
全部入れたらキレイに均して。
味噌の上に、塩をまいて、その上にビニールで蓋をします。
そして、落し蓋を…
あれ?この甕用の落し蓋、無い!
何かちょうどよい大きさの、
丸くて平らなもの…
あ!
土曜日に十和田の石井さんのお家でもらった、
丸太の輪切りがピッタリ!
測ったかのようにピッタリ!
謀ったな!
丸太そのまま入れるのは頂けないので、
ビニール袋に入れて落し蓋に。
その上に、重石を乗せて完了です!
あれ、これ蓋ささるの…?
おお~!ギリギリピッタリ!
つまり、この甕で味噌を仕込む限界は10㎏…とφ(..)
<まとめ>
大豆3kgを18時間浸水。
麹3kgに塩1200g。
最後に上に乗せる塩150g。
<やってみて分かったこと>
《材料の調達は余裕を持って》
塩が日曜日には届くのは分かってましたが、
何時になるか分からなくて、
大豆を煮てもいいのか…となったので、
前の日までに揃うように注文しましょう。
…って、当たり前か。
《作る量と煮る鍋のことを考える》
圧力鍋で大豆を煮るには、
深さの3分の1までしか入れられません。
大鍋で、1kg分くらいの大豆を煮たと思います。
フィスラーとヘイワの圧力鍋を使いまわして、
3時間に2kgの大豆を煮たと思うので、
結構忙しかったです。
それを考えると、実家から大きな大きなアルミ鍋を借りて、
3時間煮る方が、はるかに簡単だなぁと思いました。
結論。
大豆1kgくらいだったら、圧力鍋。
2kgを超えたら大鍋で煮た方が楽。
《出来上がりの重さを考える》
味噌の重量10kg。
甕も、陶器なので結構重いです。
仕込んだのが居間、置いておくのが洗面所。
移動が大変そうでした(旦那さんがね)。
スペースに余裕があれば、
保管場所で仕込むのをおススメします。
一度作ってみるまでは、
味噌作るのって結構手間がかかって大変そう…
と思っていましたが、実際にやってみると、
浸ける→煮る→潰す→混ぜる→詰める
と、単純作業ばかり。
いっそ味噌作りワークショップでもしましょうか?
みんなで大豆潰すの楽しいですよ~♪
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