金曜日は、つぶつぶ遠足☆
未来食スクールに通ったお仲間と、
今回のテーマ「お弁当」のおかずを作って集合です。
私は、高キビのニラ饅頭をつくりました。
「つぶつぶ雑穀お弁当」の本は、
それ以外の本のまとめ的な感じなので、
一番最初にこの本を買ってしまった私には、
ハードルの高い内容でしたが、
今では気軽に作れるようになりました!
さて、集まった先は…
青森市の小牧野遺跡。
名前は以前から知っていたものの、初めて訪れました。
まずは、遺跡のある山の下の、
元・野沢小学校を使った、
小牧野遺跡保護センター「縄文の学び舎・小牧野館」へ。
入ってすぐに目に入ったのは、この砂場。
発掘作業体験、ということで、
ペットボトルを再生したペレットの中に、
ミニサイズの何かが埋まっている…
ということで、お姫さんを差し置いて、
大人が本気で探しまくりました!
きゃー!詰まってます!
穴という穴に詰まってます!
12個あると聞いてたけど、最後の一個が見つからない…
と、躍起になって探していたけど、
職員の人が「もしかしたら割れたとかで入れてないかも…」
ということで、11個全部探しました。楽しかった!
私が小学校で習った縄文時代は、
文化的に未発達で、原始的な生活。
という感じだったと思うんですけど、
この土器を見るにつけ、いやいやめちゃ文化的ですよ、
相当の技術がないと、こんな作品作れませんって。
と思います。
私が作ったらもっと歪な作品になっちゃうよ。
こんな急須とかって無理ですから。
そして、知らなかったのが、
縄文時代も塩を作っていたということ。
なんとなくイメージで、
海水を汲んで直接煮炊きしていたのかしら?
とか思っていたんだけど、
ちゃんと塩を作っていた、
つまり料理に塩を使っていたんですよね。
青森県内でも、こんなに色々なカタチの、
縄文土器が見つかっているそうです。
弥生土器には全然ドキドキしませんが、
縄文土器にはドキドキします。
昔の木造校舎を再現したお部屋もありました。
こんな学校で勉強したわけではないはずなのに、
なぜか懐かしい感じがしますよね。
DNAに刻まれているのでしょうか。
売店コーナーでは、縄文っぽい服やバッグなども売っていました。
結構おしゃれ。縄文おしゃれ。
そして目に留まったのが、国宝土偶のガチャ。
こういうの、あんまりやらないんだけど…
う…欲しい…
左は300円…右は200円…
300円のほうを回して、出たのがコチラ。
「縄文の女神」
平成4年(1992年)に出土。
現存する日本最大の土偶。
デフォルメされたその姿が洗練された印象。
平成24年(2012年)国宝指定。
高さ45.0センチメートル。
付属紹介文より転載。
親指サイズのミニチュアで、組み立て式です。
さて、お昼になったので山の上の遺跡へ。
2015年5月に出来たという休憩所、
「小牧野の森・どんぐりの家」があります。
とっても見晴らしが良いです。
お昼休憩に入る前にと、ガイドのIさんが案内してくれました。
情熱が伝わってくる熱いガイド…
サイトに載っていることと同じ内容ではありますが、
現地で、お話を聞きながらだと、
頭に入ってくるのがスムーズです。
小牧野遺跡の環状列石の特徴は、
三1三1の石の積み重ね方。
下の売店で売ってたマスキングテープも、
そういえばこの模様でした!
環状列石は立ち入り出来ませんが、
一つだけ触れるように柵の外にあります。
縄文人が山の下の沢から拾って運んだ石をペタペタ。
まぁ…石なんですけどね?
見晴台からは、
遺跡と市街地が一望できました。
お天気が良かったけれども、
海側が少しモヤっとしてるので、
ハッキリとは見えませんが、
写真左奥に見えるのが青森市街地。
スッキリ見えるときは、下北半島が見えるとか!
写真中央の石の向こう、
大きな石が二つ並んでいるのは、
実は江戸時代末期に立てられた馬頭観音。
もともと高台のここは、小牧野の名前の通り、馬の放牧地。
知らずにとはいえ、遺跡の石に名前を彫っちゃったらしい。
野沢の新山さん…
ガイドさん的ベストポジションで記念撮影。
何枚も撮ってくれましたが、
「撮るよ」と声をかけずにシャッター切るので、
いつ…?と思ってる間に撮られて、ボヤっとした顔が何枚も(汗)。
そして、お待ちかねのつぶつぶランチ~♪
手前から、ゆきさんの高キビ・キーマパロータ、
うるいと板麩の炒め物、
私の高キビのニラ饅頭、
なおこさんのもちきびグラタン、
めぐみさんのヒエえびとニンジンのナッツフライ、
なおこさんのリンゴのフリット。
自分のお弁当に詰め替えて、超豪華~♪
ご飯は各自でした。
彩りも鮮やか~☆
そして、どれも美味しい~!
お外で食べると、何割り増しかで美味しく感じます。
お日様の光、
川の流れる音、
鶯の鳴き声、
風のそよぐ音、
たまには飛行機の飛ぶ音。
五感を最大限に広げて感じるからでしょうか。
お腹いっぱい。
おしゃべりもいっぱい。
次回も楽しみです♪
ありがとうございました!
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