3年前に弘前市へ引っ越してきてすぐ、
「フォークス・オーバー・ナイヴズ」という映画の、
自主上映会をしました。
その時に、根拠となる部分が欲しいと思い、
都道府県ごとの偏差値を掲載してるサイトから、
色々なものを見て比較していました。
主に、食べ物と病気の関連性です。
データは古いですが、相関は当時のデータなので、
関連性については変わっていないはずです。
「面白いからブログにあげて~」という声があったので、
ちょっとずつ掲載していこうかなとおもいます。
「焼酎消費量」と「白血病死亡者数」。
似てますよねー。
あまりお酒が得意ではない私からすると、
鹿児島の人たちは、本当に浴びるように焼酎を飲んでいるようです。
その結果、白血病が多くなったと見受けられます。
「でもちょっと待てよ。東北や北海道も黄色くて、全く相関してるとは言えないじゃないか。」
という声が聞こえてきそうですね。私もそう思って調べましたよ。
そしたらですね、焼酎にも質がありまして、
東北・北海道で飲まれている焼酎は甲類、
いわゆるホワイトリカーや●五郎など、
つまりは安い酒なんです。
対して、九州で飲まれているのは、乙類。
麦やイモなどを原料とした単式蒸留で、お値段が高い。
お酒は陰性です。
そして、蒸留とはつまり精製ですから、さらに陰性でしょう。
陰性が極に偏った結果、白血病になるんでしょうね。
「えーでも、お酒の飲み過ぎといったら肝臓でしょ。肝臓がやられるでしょ?」
と思う方もいるかもしれませんね。
ところが、アルコールの消費量と肝臓ガンの死亡者数は相関しません。
ちなみに、販売量で見る一人当たりの消費量(2007年)(日経グローカルNo.143)では、
清酒 秋田県15.9リットル
焼酎(甲類) 青森県 10.5リットル
焼酎(乙類) 鹿児島県 27.9リットル
ビール 東京都 50.3リットル
果実酒 山梨県 6.9リットル
発泡酒 高知県 25.2リットル
東京は、「暑い」から「仕事帰りに1杯」しても「電車で帰れる」というのが、
ビール消費量の多さではないかと思っています。
山梨県はワインでしょうねぇ。
発泡酒の多い高知県ですが、ビールも3位です。
清酒は順位の上から、新潟、秋田、富山、福島、山形、石川、長野、
と東北・北陸が占めています。
純米酒のデータがないのが惜しいですね。
面白いデータとしては、鶏肉消費量と焼酎消費量。
焼酎を飲みたい人はきっと、無意識に陰性と対極にある、極陽性の鶏肉を求めるのでしょうか。
「だったら東北地方でも白血病患者が増えてもおかしくないのでは?」
という思いも湧いてきました。
そこで、逆相関になるものを見てみました。
青森県を筆頭に、体を温める陽性の塩を多く取っています。
でも今では、塩化ナトリウム99%の塩が多く出回っていて、
塩とはいえ精製され過ぎて、陰性となっています。
何かないかなーと思っていたら、豚肉の消費量が東日本は多いようで。
動物の肉は陽性なので、アルコールの陰性と相まって、
打ち消しあっているのかもしれません。
「じゃあ、豚肉と●五郎の組み合わせは最強だね?」
なんてことを考えてはいけません。
青森県は日本一の短命県。
豚肉の消費が多いところは肥満も多く、他の病気がたくさんあります。
それはまた別の記事で紹介することにします。
私の考えとしては、
白血病の多い原因は、芋焼酎の消費量の多さかもしれない。
加えて、食塩の消費の少なさ、鶏肉の消費量の多さが関係していると思われます。
(動物性の食品は、体を酸性にします。)
このデータは販売量を元にしているので自家栽培品はデータに反映されません。
特に西日本は柑橘類がご家庭にもあったりするので、
陰性の果物の消費も多いことも推測されます。
柑橘類は、魚の毒消しに有効と聞きます。
対して、肉の毒消しにはリンゴだそうです。
リンゴ王国・青森県がここでも活きているようですね。
いかがでしたか?
食べ物と病気の相関性。
まぁ、否定的な人からしたら突っ込みどころ満載なのでしょうが、
面白いなぁ~くらいで読んでもらえればと思います。
まだまだあるんですけど、
それこそ酒の肴に夜中語り明かしそうな勢いなので、
今日はこの辺にして、小出しにしていくことにします。
お読みいただき、ありがとうございました。
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