「高血圧だから減塩」は逆効果!?

青森県弘前市で、雑穀と野菜の料理教室をしています♪

ホホラカメの高杉多希です✨

 

※レッスンの案内が最後にありますので、興味のある方は終わりまでどうぞ♪

 

青森県は日本一の短命県!

 

この汚名を返上するために、減塩していきましょう!

と県をあげて活動してるようです。

だし活!健活!減塩推進事業

 

しかし。

 

減塩が健康に良い、って何を根拠に言ってるの?

 

※写真はぱくたそさんからお借りしました。

 

減塩が体に良い、という確かなデータはありません。

 

高血圧の人は、塩分を控えると血圧が下がる、

と言われていますが。

 

塩分に反応して血圧が上がる体質の人が人口の2割くらい。

 

そういう人は塩分を控えると血圧が下がる。

 

だから、「血圧が高い人は塩分を控えて、自分がそれに該当するか試す」、

というのが第一段階なだけで、

塩分を控えても血圧が下がらない人の方が多いのです。

だって残りの8割だし。

 

そもそも、「血圧が高いことは即、不健康」ではありません。

 

体の末端まで血液を行き渡らせるために、

仕方なく血圧を上げているので、

降圧剤などで下げると、循環が悪くなり、

病気を作るようなものです。

 

 

Intersalt Study」という研究結果をご存じですか?

 

これはその325ページなのですが、

ナトリウム排泄量とカリウム排泄量と血圧の関係を、

世界中の各都市で測定した結果。

 

全然関連性が認められません。

 

むりやり関連づけしようと、

グラフに左下→右上の斜め線を引いてありますけど、

この左下の点は、

アマゾンの原住民で塩分をまったく取らず、

平均寿命がめっちゃ低い少数民族の数値。

 

特質的な環境で計測した、

特質的な数値をグラフに入れることで、

あたかも関連があるかのようにしたものです。

 

 

この左下の点がなければ、中央はバラバラ。

 

中央の一番上の点は、塩分が少ないのにも関わらず、血圧が高く、

一番左にある点は、塩分を一番取ってるのにも関わらず血圧が低い。

 

むしろ、塩分を取った方が、血圧下がってない?が、

左上→右下の点線です。

 

 

じゃあ、これからは濃い味付けで食べても大丈夫なのね!

と思った方は、ちょっと待って!

 

取って良い塩と、取らない方が良い塩があります。

 

塩、塩と言ってますが、注目したいのはNa、ナトリウム

 

あんまり長くなるので、今日はこの辺で。

<レッスンご案内>

健康のためを思うなら、きちんと塩を摂ることが大切。

 

でも、どうれくらいが一番体に良いの?

どんな塩を選べば良いの?

 

それをレッスンでお伝えしています。

 

決め手は、美味しさ。

 

だって、美味しくなくっちゃ栄養にならないんですから!

 

興味のある方は、ぜひご覧になってくださいね❤

ホホラカメつぶつぶ雑穀料理教室

 

お読みいただき、ありがとうございました!