患者数が30年で4倍!痛風だって体を守る愛だと知って

美味しく食べて体質改善!

食と命のシステムを最大限に活かす料理術、

つぶつぶ雑穀料理を青森県弘前市で伝えています。

 

雑穀と野菜で作る家庭料理教室

たきさんちの高杉多希です!

 

 

訪問してくれてありがとうございます! 

 

「夫が通風気味なんですけど、食事を改善してくれなくて」

という奥様、多いです。

 

でも、

「そもそも痛風というものが、何なのかよく分からなくて」

「ぜひ解説動画作ってください」

とリクエスト頂いたのもあって、

 

めちゃくちゃ調べました。

 

痛風の患者数は、110万人以上。

これは30年前の4倍ですって!

 

これは、しっかりお伝えしないと!

ということで、

動画でも撮りましたが、

補足も含めてブログでもお届けいたします。

 

 

 

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血液の尿酸値が、

1デシリットルあたり7mg以上の、

「高尿酸血症」が数年続くと、

 

体の末端に尿酸が結晶化します。

 

この結晶は、

トゲトゲしているので、

血管や関節に悪さをします。

 

風が吹いても痛いので、痛風と言います。

 

 

8.5mg/dl以上だと、

いつ発作が起こってもおかしくないそう。

 

というか、

いつでも痛い訳ではなくて、

最初はチクッとして、

痛くなくなったり、、、

をくり返すそうです。

じゃあ、尿酸って何だろう?

 

尿酸は、たんぱく質が分解されたものです。

たんぱく質の種類によって、

尿素になるものと、尿酸になるものがあります。

 

分子構造に、「プリン環」という構造を持つものが、

分解されると、尿酸になります。

 

動物性食品に多く含まれます。

 

ということは、

人間の体も動物ですから、

代謝の過程で、尿酸が作られます。

 

自分の体由来が80%、

食べ物に由来するものが20%と言われていますが、

 

動物性たんぱく質をたくさん食べたりすると、

食べ物が多くなります。

 

かといって、

体の新陳代謝を落とすわけにも行かないので、

食べ物の過剰な分をどうしましょう?

となります。

 

ちなみに、主に霊長類は、

尿酸を分解できませんが、

 

鳥などは尿酸を分解して、

アラントインという無害な物質にするのですが、

人間はわざと尿酸にしてるようですね。

 

(ここの理由は、まだ仮説なので、、、)

その尿酸ですが、

体内に溜められる量の限界があって、

800mg~1200mg。

 

毎日、尿として400~800mg、

便や汗として100mg~200mgが、

排泄されます。

 

体臭の強い人の秘密がここにあります。

(ついでに加齢臭も、ここに原因があるようです。)

 

この溜める限界量は「尿酸プール」と呼ばれていて、

一日で半分が入れ替わるそうです。

 

プールは一定なので、

過剰に入って来たり、

出す方が詰まると、

あふれてしまいます。

 

あふれると、体は大変なことになります。

 

体の酸性度は、

pH7.40に保たれていて、

その誤差は0.05以内でなければいけません。

 

ここからはみ出すと…

呼吸器、神経、筋肉、循環器…

 

意識不明になることも。

 

そんな命に係わる機能に問題が生じます。

 

なので、あふれた尿酸を、

結晶化させることで、

酸性度を保ち、命を守り、

 

「もう危ないですよ!」「このままだとヤバいですよ!」

とお知らせしてくれているのです。

 

体が、生きよう!死なないぞ!

と頑張っている証拠、なんですね。

 

この痛風ですが、

実は男性が98%といわれています。

 

なぜ女性が少ないのかというと、

卵胞ホルモンと呼ばれるエストロゲンが、

尿酸の排泄を促進するから。

 

しかし、閉経後は、

エストロゲンの分泌が減ります。

 

排泄が減っても、摂取は過剰だと、

体は酸性に傾きます。

 

そうすると、体はどうにか酸性度を守ろうとして、

体内のアルカリを溶かし出します。

 

それが、骨です。

 

閉経後の女性の骨粗鬆症が多いのも、

男性の痛風と、根っこがつながっていたんです。

 

もちろん、女性は食の好みも男性と違い、

野菜や果物などのアルカリ性食品が好きな人が多いので、

男性に比べて自然と患者数も減りますが、

 

今は、動物性たんぱく質やアルコールを男性以上に摂ったり、

女性の体に合わあい男性のような働き方をするストレスで、

女性でも患者数が増えています。

 

 

ちなみに、欧米では「女性1:男性3.5」の割合だそうで、

日本よりも肉が多いことなどの食文化の違いのせいではないかと思います。

 

 

つぶつぶ料理では、

毎食、海草を取ることを勧めています。

 

色んな種類の海藻を、

毎食とっかえひっかえ食べることで、

生みの栄養をまんべんなく摂ることが出来ます。

 

まとめてたくさんよりも、

少なく継続して摂る方が、

体に優しいので、

ぜひ取り入れてみてください。

 

そこに、雑穀と、

本物の海の塩、そして、

時間をかけて作られた発酵調味料と、

発酵食品も加えれば、

 

体を応援する食事となります。

 

痛風が気になる世代は働き盛り!

強がるのもいいけれど、

あなたの健康が家族の笑顔につながるはず。

 

ぜひ、食で体を応援して、

元気な体で、仕事も趣味も、

人生も楽しみましょう!

 

 

もっと詳しく、

どんな食事が良いかを知りたい方は、

全国各地の「つぶつぶ料理教室」へ、

足をお運びくださいね!

 

 

くまモンのパッケージの海藻、

とっても美味しくて、

5分水に浸けるだけでOKなので、

サラダなどに重宝しています♪

今日の晩ご飯↓

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

高杉多希

 

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