雑穀と野菜で作る家庭料理教室
たきさんちの高杉多希です!
訪問してくれてありがとうございます!
雑穀粉、小麦粉、山芋粉、本葛粉…
つぶつぶ料理でも、
色んな粉ものを使います。
封を開けた後の保管について、お伝えしますね!
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粉ものの保管において大切なのは、
*なるべく空気に触れないこと
*温度が高くならないこと
*直射日光が当たらないこと
です。
なるべく空気に触れさせないのは、
酸化を防ぐためです。
なので、とりあえずビニール袋に入っていれば…
と、スーパーで売ってる、
ジップ袋に入れて安心してる人も多いのですが、
あれ、実は…酸素透過性が高い、
つまり、酸素を通過させて、中身が酸化してしまうんです。
これを発見したのは、
韓国トウガラシを入れた時です。
二重に袋に入れても、
どんどん辛い香りが抜けてくる…!!
調べてみたら、
いわゆるジップ袋のような、透明の柔らかい袋は、
ポリエチレンで出来ていて、
酸素透過性が高い=酸素が通過しやすい。
(香り成分は、とっても小さくて、酸素が抜ける穴だったら簡単に抜けます。)
紐でぶら下げてるような安い半透明の袋の方が、
ポリエチレンの密度は高く、
保存性は高いそうです(これもビックリ)。
では、つぶつぶの雑穀や、
雑穀粉のパッケージはというと…
「PE、PA」
となっています。
これは、ポリエチレンとナイロンを合わせた素材で、
酸素透過性が低く、
外からも中身が分かりやすいので、
最近は色んな商品に採用されていますね。
海苔などの海藻類は、
ポリエチレンよりも一桁くらい酸素透過性の低い
「PP」
ポリプロピレンで包装されています。
さらに酸素透過性が低いのは、
PE、M
ポリエチレンとメタル(アルミ蒸着)のパック。
そば粉やコーヒー豆なんかのパックです。
コーヒー豆のパックも、
チャックがあったらいいのに~と思います。
(飲まないけど)
開けたら最後。茶筒に入れないと。
チャックが無い場合は、
密閉できる茶筒やビンがおススメです。
酸素透過性は、
【ビン】>【PE、M】>【PET】>【PP】>【PE,PP】>【PE】
のようです。
私のおススメとしては、
海苔などの「プラ」や「PP」と書いてる袋は、
洗って乾かして取っておいて、
チャックがない海草などを買っちゃった場合は、
それに入れるようにしています。
ジップ袋に入れると酸化して赤茶けてしまう海草も、
コチラの袋だと長持ちします。
そして保管する場所ですが、
暗くて涼しいので、
冷暗所である冷蔵庫は理想的です。
しかし、冷蔵庫保管については、
「出した時に室内との温度差で結露して、
湿気を含みやすいからNG」とする方も居ます。
冷凍であれば、温度差が激しいので、
すぐに結露すると思います。
夏の時期など、室温が高い時は、
冷蔵庫から出して、
室温になってからパッケージを開けると良いかと思います。
私はドアポケットの一つを、
雑穀粉と山芋粉用としています。
私が保管してるのが、
冷蔵庫の上のドアポケットだからか、
比較的温度が高めかもしれませんが、
私は今まで結露はしていません。
小麦粉と本葛粉は、入らないので、
食器棚の引き出しに入れています。
(南部地粉もチャックがついてたらなぁ…)
というわけで、
つぶつぶのパックは、
酸素透過性が低いものを採用していますので、
安心してお使いください。
その他のものは、
密閉できるビンに移すか、
海草類のPPの袋がおススメです。
もちろん、しっかり空気は抜いて、
チャックをピッチリ閉めることもお忘れなく。
再利用の際は、
雑菌などが繁殖する可能性もあるので、
よく洗う、良く洗うのはもちろんですが、
自己責任でお使いくださいね。
保存用ガラス瓶は完全密閉のものをお使いくださいね♪
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