ねぷたの七日日に思う~七夕とねぷたと秋の始まり

今年はネプタまつりも中止。

 

オンラインで夏祭りを開催されたり、

しているみたいですし、

暑い盛りの祭りのイメージですが…

 

本当は、今の時期の祭りじゃないって知っていました?

 

 

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たきさんちの高杉多希です。

 

訪問してくれてありがとうございます。

 

 

 

ネプタの側面に書かれている、

「漢雲」は天の川のこと。

 

ダイレクトに「七夕」と書いているネプタもあります。

 

 

 

ネプタの由来は、眠り流し、ともいわれ、

七夕の灯篭流しが巨大化したもの、とされています。

 

例年であれば、8月7日の今日は、

ネプタの「七日日(なぬかび)」。

 

日中にネプタ運航をする最終日。

 

今ではやりませんが、昔は岩木川に流したとか。

 

 

 

しかし太陽暦に切り替わる前、

もともとは、旧暦の七夕に行われていたため、

本来の開催は、毎年時期が変わっていました。

 

(旧暦しかない時は、

「毎年変わっている」という意識はなかったかと思いますが。)

 

 

 

旧暦の7月7日は、

 

2018年は8月17日。

 

2019年は8月7日。

 

2020年の今年は、8月25日。

 

 

2021年は8月14日。

2022年は8月4日。

 

 

 

つまり、今年であれば、

8月19日から開催され、

7日目の25日に、

七夕を迎えるという行事でした。

 

(もしかして今年は、

まだネプタの時期じゃないから寒いのか?)

 

 

 

前々日に向山、前日に宵山、

旧暦の8月1日の日の出を拝む朔日山という、

御山参詣にも似ていますね。

 

 

 

そして、実はお盆の由来である盂蘭盆会(うらぼんえ)も、

旧暦の7月13日~16日に行われる先祖供養の行事。

 

ちなみに、八戸の三社大祭も、

もともとは旧暦の7月20日から3日間で行われていました。

 

 

 

青森ねぶた、弘前ねぷた、八戸三社大祭が、

太陽暦の8月1日から開催するようになったのは、

東北新幹線の大宮ー盛岡間が開通した、昭和57年から。

 

観光にシフトしたことで、

神事から離れてしまった感が否めません。

 

 

 

旧暦を意識すると、見えてくるものが変わってきます。

 

 

でも面白いのが、二十四節気は、

毎年あまり変わらないこと。

 

 

今年の立秋は8月7日。

昨年は8月8日でしたが、だいたいは8月7日だとか。

 

暦の上では、今日から秋です。

 

 

 

旧暦の七夕がまだだから、

梅雨が明けなくて寒いのか?

 

もう立秋だから、暑さの盛りは終わってしまったのか?

 

 

太陽の巡りと、月の巡りの関係を、

読めるようになったら、

古代の日本人の感覚に近づけるのかもしれませんね。

 

 

アマテラスの弟、スサノオの兄、

ツクヨミノカミ(月読神)を連想します。

 

 

今日のひとりごとでした。

 

 

 

 

今日の晩ご飯↓

 

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最後までお読みいただき、

ありがとうございました!

 

 

高杉多希

 

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