「夫が理解してくれないので食の転換ができません」
そんな相談をされることがあります。
このお悩みは痛いほどに分かります。
肉や脂っこいものが好きだったウチの夫は、
私が作る料理は理解しがたく受け入れがたく、
毎日食卓で顔を突き合わせるたびに、
視線で攻防を繰り広げていました^^;
たった10年前のことです。
それが変わったのは、
私が本格的に料理の技術を学び始めてからでした。
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美味しく食べて体質改善!
食と命のシステムを最大限に活かす料理術、
つぶつぶ雑穀料理を青森県弘前市で伝えています。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室
たきさんちの高杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
夫婦で同じものを食べて「美味しいね」と共感しあう。
食の方針や意識が同じ方を向いている。
そういう夫婦関係って憧れますよね。
つい先日、うちの夫が
「もちきびポテトペペロンチーノが食べたい」
とリクエストしてくれました。
私が仕事にしているつぶつぶ料理を、
食べたいと言ってくれることが、
とっても嬉しくて、
作る時も食べる時も、
ニヤニヤしてしまいました。
今も、思い出しては、ウキウキしてしまいます。
しかし、かつての我が家はそうではありませんでした。
つぶつぶ料理を始める前に、
独学でいろんな自然食の知識から聞きかじった、
つぎはぎだらけの健康食は、
肉は入ってないし、
塩は利いてないし、
油は入ってないし、
ないない尽くしのオンパレードでした。
それでも一生懸命に「家族のため」と思って、
小さい子供を抱えながらご飯を作っていたものですから、
とにかく夫に認めてほしい。
その一心で、
「美味しい?」と聞いても、
「美味しくない」と言われる始末でした。
なんでもない、ご飯とみそ汁と焼きシャケ、の朝ご飯だったら、
さすがに美味しいだろうと思って、
「美味しい?」と聞いたら、
「ふつう」と言われて悔しくて、
子どもの前で泣いたこともあります。
妻が家族のために一生懸命選んだ食材で、
時間と手間をかけて作った料理を、
夫が「美味しいね」と言って食べる。
一見当たり前のようですけど、
それが出来ないご家庭が、たくさんあります。
この記事をご覧になっているということは、
あなたも心当たりが少しはあるのではないでしょうか。
一生懸命であればあるほど、
現代の食情報の氾濫と、
実際の食材のジャングルでは、
そういうことが起こりうるんですね。
未来食創始者・大谷ゆみこさんは、
「食の砂漠」とおっしゃいますが、
私は最近、
「食のジャングル」なんじゃないかと思っています。
どういうことかというと、
現代の食生活は、
熱帯雨林のジャングルのように、
たくさん食べられそうなものにあふれているのに、
気を抜くと猛獣に食べられたり、
きちんと知らないと毒を手にすることが、
たくさんあるからです。
そんな中で、
「これはおかしいぞ!」と思った妻が、
なんとか毒ではない草ばっかり持ってきても、
「おかしい」と思ってない夫は、
そんな草は食べたくないんですね。
あの目立つオレンジのトゲトゲした、
甘い匂いのする果実を食べてみたくなっちゃう。
「そんなの食べたら死んじゃうよ!」と言っても、
すぐに死ぬわけではないのが怖いところで、
もし死んでも、何を食べたせいなのか分からない。
それが現代の食事だと、私は思います。
じゃあ、どうしたら夫に食べてもらって、
あわよくば理解してもらえるのか?
それは、
美味しい匂いをさせられるかどうか?です。
なぜ匂いかというと、
人間は食欲には逆らえないからです。
では、どうしたら美味しい匂いを出せるのか。
それには、
すごく当たり前のようですが、
美味しい料理を作ることです。
そして、ここからが重要で、
美味しい料理を作るためには、
現代の食のジャングルから本物の食材を選び抜く「知識」と、
思わず食べたくなる料理に変える「技術」が必要です。
その「知識」を伝えているのが、未来食セミナー。
「技術」をお伝えしているのが、つぶつぶ料理教室です。
この知識と技術は、
車でいうと左右のタイヤなので、
知識だけでもダメですし、
技術だけでもダメなんです。
ピアノだって、楽譜が読めても、
弾けなかったら音は聞けませんし、
スポーツだって、ルールが分かっても、
体を動かせなかったら、ゲームは出来ません。
楽譜を読みながら、
指を動かす。
ルールを学びながら、
体も動かす。
料理も同じです。
知識を学びながら、技術も学ぶ必要があります。
それくらい学びが必要なのに、
興味がない夫に、
「理解して!」というのは無理なことなんです。
しかも、
「理解してほしい」という妻も、
実はよく分かっていないことも多いです。
だから、とにかく、
この食のジャングルに違和感を持ったあなたが、
率先して知識と技術を身に付けて、
よく理解すること。
そして家族には、
美味しい料理を作って食べさせて、
つぶつぶ料理って美味しい!
食べてるうちになんだか元気!
と食べて理解してもらう。
男には体に分からせる方が、遠回りなようで近道です。
なぜなら男の人は、女性よりも、
そういう自分のパフォーマンスに敏感だからです。
という訳で、
「夫にも理解してほしい」と思ったら、
とにかく食べてもらえるように、
まずは自分の料理の腕を磨くこと。
それに尽きます。
そして、
これには嬉しい副産物があって、
腕を磨いていくと、
今までできなかったことに挑戦したり、
今までできていたことも上手になっていくと、
料理をすることが楽しくなって、
夫が理解してくれるかどうかなんて、
最終的には関係なくなります。
そうなると、
どういう変化が起きるかというと、
夫が一番の理解者になってくれるんです。
なぜなら、夫は、
妻が楽しそうにしているのが一番だからです。
妻が自然食に頑張るのを、
夫が理解してくれないという本当の理由は、
「妻が苦しそうだから」です。
妻にとっては、その理由は
「夫が理解してくれないから」
なんですけど、
夫から見ると、
「そんなに苦しそうに大変な思いをして料理しなくてもいいんじゃない」
ということなんです。
理解しようとしない姿勢というのも、
実は、夫の「愛」なんですね。
いじらしくないですか?
というわけで、
「食の転換を夫に理解してほしい!」というあなた。
未来食セミナーで本物の食を見分ける知識を、
そして、
つぶつぶ料理教室で美味しい料理を作る技術を、
どちらも手に入れてください。
同じものを食べて「美味しいね」と微笑みあえる夫婦になるために。
あの頃、夫に理解してもらえなかった私も、
先輩として、応援しています。
気になることがあったら、
コメントや問い合わせフォームから、
ご相談くださいね。
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