インターネットのとある界隈では、
料理が美味しくない奥さんのことを、
「メシマズ嫁」と呼ぶそうです。
その特徴を聞いたら、
そのまんま昔の私じゃないか…とビックリしました。
そんな私が料理教室を開けるほど、
料理が美味しくなった訳をお伝えします。
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美味しく食べて体質改善!
食と命のシステムを最大限に活かす料理術、
つぶつぶ雑穀料理を青森県弘前市で伝えています。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室
たきさんちの高杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
メシマズ嫁の特徴というのが、
*料理経験が極端に少ない
*母親が料理する姿を見ていない
*味付けが苦手
*火加減が出来ない
*色がおかしい
*手順を変える
*量を変える
*料理が独創的過ぎる
*衛生面を気にしない
色と衛生面については、
大丈夫だったと思うのですが、
それ以外は当てはまるな…と思います。
幼少期からのんびりな私は、
テンポの速い母には邪魔者で、
台所に入れませんでした。
手伝ったのは、
餃子を包んだり、とろろを摺ったりと、
台所でやらない作業くらい。
結婚前に1年だけ一人暮らしをしていた時に、
作るものと言えば野菜炒めくらい。
一皿でいろんな野菜が食べられて、
体にも良さそうだし、安い。
お肉は元からそんなに好きではなかったから、
ごはん、味噌汁、野菜炒め。
味見、というのが習慣になくて、
量も適当で、計量カップも量りもありません。
そんな生活をしていました。
結婚して、夫と二人暮らしになると、
そこに焼き魚とか生姜焼きとかがついたかな?
仕事も遅くて、あまり手の込んだことはしてませんでした。
夫も「カレーがあれば大丈夫」という感じで、
特に頓着しませんでした。
しかし、長男を産んで退職し、時間が出来て、
さらに、子どもの成長も気になり、
インターネットで調べていました。
*健康になるには、塩を減らした方が良さそう…
*スーパーで売ってるお肉は、抗生剤とかで体に悪そう…
*油も食べると具合が悪くなることが多いから、やっぱり体に悪そう…
*それに引き換え、夫の実家の畑で取れる野菜は新鮮だし、
農薬は気になるけれども、デトックス効果もあるはず!
*とにかく野菜をたくさん食べれば健康に良さそう!
そんな断片的な不安や期待で、
食材を選び、
料理をしていました。
そこには、
自分の体の仕組みに合っているか?
という視点は欠けていたのです。
しかも、料理と言っても、
火が通っていれば食べられる、
という感覚だったので、
肉じゃがや親子丼といった、
イメージがハッキリしているものは、
比較的美味しく作れましたが、
普段はほぼ野菜炒め。
しかも、肉なし、油控えめ、塩控えめ…
美味しいかどうか、は私の中では重要ではなくて、
いかに健康であるべきか。
だから、
「これは体に良いごはん【のはず】なので、美味しいと感じる【べき】」
という意地のような感じで食べていました。
そうして、メシマズ嫁に一直線だったのです。
つぶつぶ料理の美味しさを知った今だと、
私が昔食べていた「おいしさ」というのは、
頭で考えたもので、
舌では美味しくはなかったな…と分かります。
でも、その頃は、
子どもの成長も、夫の健康も、私の料理にかかっている!
と必要以上に背負っていたと思います。
美味しさよりも健康だ!
そんな状況ですから、
夫からはもちろん不評。
長男に至っては、
料理が美味しくないせいだと思うのですが、
好き嫌いが増えてしまい、
さらに手間がかかるようになってしまいました。
けれど私はもうお肉は食べたくなくて、
でも夫は食べたいというし、
自分の理想と現実に押しつぶされそうでした。
そんな時に出会ったのが、つぶつぶ料理です。
最初は、
動物性食品がなくても、
雑穀で色んな料理が出来るんだったら嬉しい!
という気持ちでした。
でも、つぶつぶ料理を実践して、
レシピ通りに塩を入れてみたら、
体が元気になるのを感じました。
だったら油も、と思って、
レシピ通りに油を使ったり、
揚げ物を作ったりするようになると、
手荒れも減りました。
夫も、
「しっかり塩と油が聞いているから食べられる」
と言っていました。
(最初の頃は、まだ美味しいと言ってはくれませんでした^^;)
私が揚げ物をするようになり、
レシピ通りに野菜も調味料も量っているのを見て、
「母さんが重さを量っている…!!」
と声に出して驚いていたのを、
今でも思い出します。
そうやって、なんとなく、
前よりも美味しくなったけれども、
雑穀の料理の限界って、こんなものかな…?
だって、雑穀だし…
所詮、肉や魚のガツンとした美味しさには敵わないかな…
と思っていました。
けれど、
未来食セミナーをScene1、2、3と進んで、
やっぱり未来食の理論に矛盾がない!
この道を進めば、健康は間違いない!
そう確信して、
感動的な美味しさではないけれど、
これは人に伝えないといけない!
知らなければ私のように体を壊したりして、
取り返しのつかない人がたくさん居るはず…!
だから、これを伝える料理教室をやるんだ!
そんな思いを固めた私ですが、
ちょうどその時は、
今年で6年目となる「つぶつぶ料理教室」立ち上げの年で、
「料理教室をするには、未来食スクールと養成講座を受けること」
と案内が届きました。
未来食スクールとは、
つぶつぶの活動拠点、
東京都新宿区のつぶつぶセミナーホールで、
毎月1回×12ヶ月にわたって通う、
料理のレッスンです。
青森から東京に通うには、
いろいろなハードルがありましたが、
それ以上の成果がありました。
私はここで、つぶつぶの本当の美味しさに出会ったのです。
テキストで見ていても、作ったことがあっても、
食べたことがない料理の数々を、
実際に食材を並べて作るところから見て、
私の作り方と全然違うことに愕然としました。
料理教室を開催するつもりで参加していたので、
まさに食い入るように見ていました。
講師である郷田未来さんの手さばきは本当に見事で、
ひとつひとつの作業に理由があり、
また質問ひとつにしても、
失敗するとどうなるかまで教えてくれました。
そして、料理をしていると、
本当に美味しそうな香りが漂ってくるのです。
私はその時に、
以前どこかで読んだ料理人のコラムが頭に浮かびました。
「料理を作ってシェフに見てもらったら、
味見もせずに塩が足りないと言った。
実際に味見をしてみたら、確かに塩が足りなかった。
なぜ見ただけで分かったのか?とシェフに聞いたら、
「美味しく出来た時は香りが変わる」と言っていた。」
そんなような話でした。
それを読んだ時に私は、
「そんなことはきっと、
そのすごいシェフだからできることで、
普通な私にはできない芸当だ」
と思っていました。
食べものの臭いと言えば、
スーパーや外食の外で嗅ぐ油っぽい臭いで、
あまり良いものではない。
野菜や果物の熟れた匂いは好きだけれど、
それは素材そのものの香りで、
料理のせいではない。
そう思っていたけれど、
本当は違ったのです。
未来さんの作る料理の香りをかいだ時、
確かに、
「あぁ!美味しそう!早く食べたい!」
と思ったのでした。
そうして食べたものは、
もちろん感動的に美味しかった!
そして、
私が作っていたのは「つぶつぶ料理もどき」だった!
と思いました。
肉のような刺激的な味ではなくて、
体に染み渡る美味しさ。
さらにビックリしたのは、家に帰ってから。
今まで美味しくなかった料理が、
どんどん美味しく出来ていくのです。
「未来さんのように作れば、必ず美味しくなる!」
「こんな風に作れる自分、最高!」
「やってみれば簡単なことなのに、知らないなんてもったいない!」
「やっぱり料理教室をして、たくさんの人に伝えたい!」
そう思いを強くしました。
そして、夫にも変化が表れました。
それまでの美味しくない料理も食べていましたから、
見た目は同じ料理が出てきて警戒しつつも食べてくれ、
「これがあれと同じ料理?」
とビックリしていました。
同じ材料でも、技術次第でこんなに味が変わる!
それが分かると、楽しくて夢中で作りました。
いつしか、夫も、
「母さんが作る料理は、なんでも美味しいから」
と普通の顔をして言うようになりました。
私の体験から言えることは、
食の知識の寄せ集めでは、美味しい料理は作れない。
そして、美味しく作るには技術が必要。
しかも、その技術はそんなに難しくなくて、
みんな知らないだけなのです。
だからこそ、知ってほしい。
寄せ集めではない知恵を学ぶ未来食セミナーと、
料理の技術を学ぶつぶつぶ料理教室を、
我が家で開催できる今の環境というのは、
もう夢のようです。
私は未来食スクールのために、毎月東京へ通いましたが、
今弘前市に住んでいる人は、弘前市で受講できます。
私も身近につぶつぶを学んだ仲間が増える。
子どもを健康に育てたい…
夫の健康も大切にしたい…
そして、家族に美味しいと喜んでほしい!
そんなかつての自分のような悩みを抱えるお母さんに、
この記事が届きますように。
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