土曜日のヒエのお魚風天ぷらのレッスンで、
テキスト「つぶつぶ雑穀おかず」に掲載してある、
雑穀の栄養成分表を見ながらお話をしていたら、
生徒さんがビックリしていました。
「雑穀ってミネラルもたっぷりなんですか!?」
そう、ミネラルもたっぷりなんです^^♪
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こんにちは。髙杉多希です。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室たきさんちを主宰したり、
雑穀カフェWasamodoraを月一回営業したり、
畑で雑穀と野菜を育てたりしています。
訪問してくれてありがとうございます。
「雑穀って、なんだか体に良さそう。」
そう思う人は結構いらっしゃるんじゃないでしょうか?
ただ、何がどう具体的に体に良いのか?
ということは、なかなか説明はできませんよね。
まぁ、私からすれば、
そんなことは考えずに、
とにかく雑穀をたくさん食べてみて、
自分で実感してよ、という感じなのですが(笑)。
それだと、この記事をご覧くださってる方は、
物足りないと思うので、
今日はミネラルという観点から、
少しだけご説明させていただきますね。
先にご説明したいのが、
ミネラルとは何か?です。
ミネラルとは、岩や土に含まれる無機質成分です。
私たちの体の仕組みをスムーズに働かせるために、
必要不可欠なものです。
しかし、体の中で作り出すことはできないため、
食べ物から摂取する必要があります。
一般的には、
肉や魚、海草などから取りましょう、
と言われていますが、
実は雑穀にも、
たくさんのミネラルが含まれています。
※数値に関しては、
「つぶつぶ雑穀おかず」のテキストを参考にしています。
※87ページに栄養成分比較表が載っています。
「ヒエ」は、亜鉛、カリウム、マグネシウムが豊富。
「アワ」は、鉄分、カルシウム、カリウムが豊富。
そして、
カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、
全てにおいてダントツに多いのが「高キビ」です。
「もちキビ」は、
雑穀の中ではミネラルが少ないですが、
白米に比べるとそれぞれ倍近く、
またはそれ以上含まれるものも多くあり、
タンパク質が多いので、うま味も強いです。
面白いのは、全ての雑穀の亜鉛が、
同じ数字なのです。
白米の亜鉛は100gあたり1.4mgなのに対して、
ヒエ、アワ、キビ、高キビの亜鉛は全て2.7mg。
ほぼ倍です。
亜鉛は、消化、代謝、生殖などに関わる多くの酵素に必要です。
不足すると、味覚、嗅覚、聴覚が低下したり免疫力が落ちます。
味覚、嗅覚、聴覚が低下…
なんだか、聞いたことがないでしょうか?
そう、今世界中を騒がせている、コロナウィルスの症状です。
これらは、私の想像ですが、
このコロナの騒動は、
「雑穀をもっと食べなさい!」
というメッセージなのではないかなぁ、
と思っています。
人類が人類として生まれたのは、
炊いた穀物があったから。
人類が人類として生きていくために、
炊いた穀物を食べる必要がある。
そう思っています。
そして、これは注意点なのですが、
雑穀をミネラルサプリメントのように食べるのはお勧めしません。
なぜなら、栄養はチームワークで働くもの。
今現在の科学で分かっている栄養素というのは一部分で、
まだまだ解明されていないものが多いからです。
「雑穀」に含まれる「ミネラル」は確かに必要なものだけれども、
「ミネラル」以外の見えない栄養素の方が、実は重要かもしれない。
だから、
「血液検査で貧血気味だったので、
鉄の多いアワを毎日食べよう」
ということではなく、
ヒエもアワもキビも高キビも、
いろいろ料理してみて美味しく食べて、
「今日はアワが食べたいな」と思ったら、
アワを食べる。
そういう風に、一つの食材として、
そして主食の一つとして食べましょう。
いかがでしたでしょうか?
雑穀に興味を持っていただけたなら、
ぜひ「つぶつぶ料理教室」に足をお運びいただけたらと思います。
どんなに体に良い雑穀でも、
美味しく食べなければ、
栄養になりませんし、続きません。
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