私の父方の祖母は、明治生まれ。
父が末っ子、私も末っ子なので、
私が物心ついた時には、
お祖母ちゃんは、もうだいぶおばあちゃん。
正月とお盆に会いに行った時くらいしか、
顔を合わせることはなかったのですが、
いつもニコニコして、着物を着て、
背も小さくて、可愛いお祖母ちゃんでした。
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こんにちは!髙杉多希です。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
月に一度の雑穀カフェWasamodoraを開催したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりしています。
訪問してくれてありがとうございます。
まず、最初にお知らせです。
来る2021年3月27日&28日に、
未来食創始者・大谷ゆみこさんによる、
天女セミナーが開催されます。
天女セミナーとは、
生きる目的と意味と役割を知って、
自分自身の殻を破り、
主体的にイキイキ、キラキラ、ワクワク生きたい!
そんなあなたのためのセミナーです。
なんと、弘前の我が家を会場にして、
東京とオンラインでつないでサテライト開催しますので、
受講することができます。
もし興味があれば、
つぶつぶのホームページから詳細をご覧ください。
今日は、ちょっと昔の思い出話をさせてください。
私の父方の祖母は、明治生まれ。
父が末っ子、私も末っ子なので、
私が物心ついた時には、
お祖母ちゃんは、もうだいぶおばあちゃん。
正月とお盆に会いに行った時くらいしか、
顔を合わせることはなかったのですが、
いつもニコニコして、着物を着て、
背も小さくて、可愛いお祖母ちゃんでした。
あんな小さい体で、
子どもを5人産み育てて、
夫を戦争で失い、
戦後の大変な時期に、
女で一つで頑張ってきたのだと思うと、
すごいな、としか言い表せません。
おのニコニコした笑顔の陰で、
どんなに大変な思いをしてきたのか。
あんなに大変な思いをしたからこそ、
孫に囲まれて、ご飯の心配もない状態が、
本当に幸せだったのかもしれません。
そんなお祖母ちゃんの家に行くと、
まずは挨拶もそこそこに仏間へ行き、
祖父に手を合わせます。
祖父の写真を見ると、
イケメンだなぁと思います。
父がそっくりです。
その後、居間に行くと、
同居している父の長姉が、
お茶を出してくれました。
お客様には、緑色の煎茶を。
お祖母ちゃんには、茶色の番茶を。
私の実家では、
母が入れるのは、
紅茶か煎茶か、抹茶入りの玄米茶で、
番茶を飲むことはなかったのですが、
私はおばあちゃんと同じ番茶が飲みたくて、
「私もお祖母ちゃんと同じお茶がいい」
と言って飲んでいました。
そう言った時は、
ただ純粋に、
「その茶色いお茶が飲みたい」と思ったのですが、
誰かが、
「あら、お祖母ちゃんに似て番茶が好きなのね」
と言ったのが、とても嬉しかったです。
大好きな人と同じものが好き、
ってなんだか心が温かくなりますよね。
その頃は、食べ物がどうとか、
全然考えたことのない時代だったので、
大好きなお祖母ちゃんと同じものが好きな自分、
というのが、ただただ嬉しかったのを覚えています。
今、未来食つぶつぶをお伝えしていて、
レッスンでも毎回、番茶を入れています。
緑茶は、カフェインも含まれ、
胃への刺激の強い飲み物。
農薬も、葉っぱに直接振りかけられています。
その点、いつも入れている番茶は、
無農薬で育てた葉っぱを、
火で煎って作ってあるので、
カフェインも少なく、味もマイルド。
お祖母ちゃんが亡くなって、20年以上経ちますが、
飲むたびに、お祖母ちゃんの面影を思い出します。
食べものに思い出があるって、いいですよね。
今日は、明治生まれのお祖母ちゃんとの思い出話でした。
料理教室では、
未来食ショップつぶつぶで売っている、
西製茶所のほうじ番茶をいれることが多いですが、
カブで「向島農園」さんの三年番茶を買うこともあります。
(カブでは、銀のパッケージです)
今日の晩ご飯↓
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