習い初めの頃は、
つぶつぶを食べてくれた子どもが、
最近は、食べたがらなくなって…
というお話を聞きました。
「美味しい!」と言ってたのに…
せっかく作ったのに食べてもらえないのは、
ご飯を作る側としては堪えますよね。
でも、最近は、
「食べたくなる仕組み」
を自分の体感として分かってきたので、
気にしなくっても良いのかな~と思えてきました。
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こんにちは!髙杉多希です。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
月に一度の雑穀カフェWasamodoraを開催したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりしています。
訪問してくれてありがとうございます。
まず、最初にお知らせです。
来る2021年3月27日&28日に、
未来食創始者・大谷ゆみこさんによる、
天女セミナーが開催されます。
天女セミナーとは、
生きる目的と意味と役割を知って、
自分自身の殻を破り、
主体的にイキイキ、キラキラ、ワクワク生きたい!
そんなあなたのためのセミナーです。
なんと、弘前の我が家を会場にして、
東京とオンラインでつないでサテライト開催しますので、
受講することができます。
もし興味があれば、
つぶつぶのホームページから詳細をご覧ください。
今回は、
「美味しかったものでも満たされると食べたくなくなる。」
というテーマでお届けします。
先日、料理教室の生徒さんから、
習い初めの頃は、
つぶつぶを食べてくれた子どもが、
最近は、食べたがらなくなって…
というお話を聞きました。
「美味しい!」と言ってたのに…
せっかく作ったのに…
食べてもらえないのは、
ご飯を作る側としては堪えますよね。
でも、最近は、
「食べたくなる仕組み」
を自分の体感として分かってきたので、
気にしなくっても良いのかな~と思えてきました。
ちょっと極端な例に聞こえるかもしれませんが、
私が体感した「食べたくなる仕組み」について、
聞いてください。
春になると、山菜が土から顔を出してきますね。
私が住んでる青森県弘前市でも、
だいぶ雪が解けて、
もうそろそろフキノトウが芽を出してくると思われます。
つぶつぶ料理を学んで、
一番びっくりした簡単料理かもしれないのが、
このフキノトウを麦味噌と切り合えた、
その名も「フキノトウの切り和え味噌」。
津軽では、フキノトウのことを「バッケ」と呼ぶのですが、
津軽の「バッケみそ」は油で炒めて味噌を混ぜるものなので、
全然別物です。
フキノトウを刻んで、
見た目で同量の麦味噌をさらに切り和え、
なめろうのようにします。
それをご飯にかけて食べると、
とっても美味しいのですが、
それは春の間だけ。
フキノトウを始め、春の山菜は、
冬の間に眠っていた体を起こして、
溜まっていた老廃物を洗い流す後押しをしてくれます。
なので、その時期に食べると、
すっごく美味しくて、ご飯に山盛りにして食べるのですが、
1週間くらいすると、
「あれ…?美味しくない…」
と思えばまだ良い方で、
私は、ビンに詰めたまま、来年の春まで忘れます(笑)。
つまり、我が家の冷蔵庫には、
昨年のフキノトウの切り和え味噌がまだあります(笑)。
体が満たされてしまって、
もう食べる必要がなくなれば、
美味しく思えなくなってしまう結果です。
だから、
最初は食べていたつぶつぶ料理を、
子どもが食べなくなった!という場合も、
最初の頃は、
必要な栄養にぴったり合っていて、
美味しく感じたけれども、
成長して、
少し物足りなくなったり、
または、
美味しいつぶつぶをしっかり食べて、
体が満足したから、
要らないなぁ、って思ってしまうだけのこと。
けっして、お母さんの料理が美味しくないから、
ということではなくて、
子ども側の変化のせいだ、ということです。
大人だって、冬には鍋が食べたくなるし、
夏には素麺が食べたくなるように、
子どもの食の嗜好も、成長とともに変化していきます。
なので、
子どもが食べてくれないから、
もうつぶつぶを作るのはやめようかな、
ではなくて、
今の子どもが食べたくなる料理は何かな?と、
もっとバリエーションを増やしてほしいのです。
つぶつぶは、本当にたくさんのレシピがあって、
その数は3000以上。
しかし、食べたことがない料理は、
なかなかテキストを見ても味が想像できなくて、
新しい味に挑戦することなく、
いつも同じ料理をローテーション…
ということになりがち。
なので、ぜひ片っ端から、
つぶつぶ料理を作りまくってみましょう!
あれがダメなら、これならどうだ!
くらいの気持ちでいきましょう^^
もちろん、お子さんの好みに合わせすぎることなく、
自分が好きなものを作っても全然構わないと思います。
その中から、子どもが気に入ったものがあれば食べるスタイルもOK。
大人になったら自由に食べるものを決められる、
というのは、子どもにとっても、
大人への憧れになるでしょうし、
料理を作ってみよう!という意欲にもつながります。
それに、
つぶつぶは必ず雑穀を料理に使う、
と思ってる方もいるかもしれませんが、
フキノトウの切り和え味噌もそうであるように、
雑穀を使わないレシピもたくさんあります。
まずは、そういった簡単なものから、
どんどん作ってみましょう。
これなら食べるかな…?
今日は食べるかな…?
そんな感じで、実験してみてください^^
だいたいの子どもは、
大人よりも炭水化物押しですし、
男の子は、油物が大好き。
おすすめは、車麩や板麩を使った料理です。
「野菜だけ?」に載っている、
板麩の炒め物や、車麩の味噌煮は、
うちのメンズにも大好評!
とはいえ、
「炭水化物は太りそう…」
「油は体に悪いはず…」
と思うなら、
未来食を学んで、そんな思い込みから自由になりましょう!
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今回は、
「美味しかったものでも満たされると食べたくなくなる。」
というテーマでお話しました。
感想お待ちしております。
今日の晩ご飯↓
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