私の住む地域では、
毎年正月に神主さんが書く家を回って、
ご祈祷をしてくれるのですが、
これがとっても良い神主さんで、
いつも「会うだけで浄化されるよね…✨」
と夫と話しております。
御祈祷の終わりに、
ちょこちょこと話をするのですが、
私と夫の実家の産土神社の話をしました。
夫の実家は諏訪神社なのですが、
改めてよく知らないなと思い、
調べてみると、
いろいろ面白いことが分かってきました。
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
今回の記事は、つぶつぶには全然関係ない、
でも、和語には関係するかも?
とはいえ、私の想像上でもあるので、
これが事実かどうかは分かりませんが、
お話のひとつとして聞いてもらえると嬉しいです。
夫の実家の近くにある諏訪神社は、
地域の方の手が行き届き、とても明るい雰囲気です。
でも、諏訪神社って、
そんなに無いよなぁ…と思ってたら、
私たちが住んでいる地域の隣に、ありました(笑)。
上の地図上の、国道102号の下に表示されているのが、
うちの近所の諏訪神社。
ふと見ると、いつもお世話になっている、
岩木山自然栽培農学校の方にも、
諏訪神社があったので、
何の気なしに国土地理院の地図を見ました。
そこで分かった驚愕の事実…!
上の地図は、弘前市宮地(旧岩木町地区)。
諏訪神社は、諏訪と書いてあるところの「宮地字諏訪林」にありますが、
この宮地地区内に、二ツ屋という地域があります。
そして、こちらのバス停。
これは、わが家の近くの新里地区の下樋田にあるバス停。
こちら、なんと、「二ツ屋」。
なんで!!?
しかも、新里には、
二ツ屋という地名はありません。
この、同じ二ツ屋という地域に、
諏訪神社があるのは、なんの偶然なのか…
分かったら楽しそう~!!!
と夫と話してました。
そして、
諏訪神社の由来なども調べていくうちに、
いろいろと想像が膨らみました。
古事記などの物語を、
私なりの解釈で現代語にすると…
諏訪神社の御祭神・タケミナカタノミコトは、
大国主命(オオクニヌシノミコト)の子どもで、
事代主神(コトシロノヌシノカミ)の弟。
ある日、
父の大国主命が、
高天原の天照大神から、
「お前の国、俺にくれよ」と、
力自慢のカケミカヅチを派遣。
大国主命が「うちの長男が返事するよ」と言ったら、
事代主神は「いいよ」といって雲隠れ。
そこで、大国主命は、
「うちの次男が良いって言ったらね」
と言ったら、
タケミナカタの下に、タケミカヅチが登場。
力比べをしようとタケミナカタが持ちかけたら、
タケミカヅチが手を剣に変化させて、
タケミナカタがひるんだ隙に、
手をひねり上げて、州羽海(すわのうみ)=今の諏訪の地に放り投げた。
そして、とどめを刺そうとタケミカヅチが追いかけたが、
タケミナカタが「もうここから出ないから許してくれ」
と言った。
この後、大国主命ともひと悶着あったけど、
ここから天照大御神の子孫が大和の国を治めることになった。
…私なりに要約すると、こういうことですが、
絶対に、この最後の時に、
タケミナカタは
「タケミカヅチ、マジ許すまじ…ギリィ」
ってなってたと思うんですよ。
なんでかっていうと、
タケミカヅチが祀られているのは鹿島神社。
タケミナカタが祀られている諏訪神社の狛犬は鹿。
そして、生贄に鹿を供えていたそうです…
(現在は剥製らしい)
これ、絶対、そういうことでしょ!(笑)
タケミナカタの怒りを鎮めるために、
神社の小間使いを鹿とし、
鹿島神社の名前でもある鹿をお供えてたのでは…
ということが、
むっくむっくと想像できてしまいました。
だって、国譲りの話は、
無血開城とはいえ、
天照大御神の一声で、
力自慢のムキムキマン=タケミカヅチがある日突然、
「うちの頭がこのシマ欲しいって言ってるんで、お前らどっか行け」
って言ってきたってことでしょ?
そりゃ、恨みにも思うでしょうよ...
タケというのは、荒々しい力を感じます。
ミナとは、水。
カタとは、潟。
ミカヅチは、雷。
雷に追いかけられ、水が降り注ぎ、潟ができる。
というのは、出来過ぎかなぁ。
私は、神社のある場所は、
この大国主命系と、天照大神系で、
大きく分かれるのではないかなぁと思ってます。
それは、縄文系と弥生系でもあると思います。
そして、その基準としては、
川や海→鳥居→神社となっているのが、古い方な感じがします。
村→鳥居→神社となっているところは、その後かなぁ。
そんで、その後は、
中世とかに、人間の都合で勧請したものなのでは。
色々と想像が膨らみますね。
地図を読むと、とても楽しいです^^
この記事を読んだ方も、
自分の住む地域の神社は、
どちらを向いているのか?何系なのか?
調べてみると楽しいですよ^^
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