砂糖は体に良くないから止めたい!
でも、甘いものを食べるのは止められない…
だったら、白くない砂糖ならいいかな?
ハチミツやメープルシロップならいいのかな?
似たようなもので代用して、
結局、砂糖を摂っているのと変わらないことに。
そもそも、なぜ砂糖はダメなのか?
やっと最近、腑に落ちたので、書き留めようと思います。
こんにちは!髙杉多希です。
訪問してくれてありがとうございます。
雑穀と野菜で作る家庭料理教室 たきさんちを主宰したり、
畑で雑穀や野菜を育てたりして、
Instagramで情報発信をしたりしています。
「たきちゃん」「たきさん」と名前で呼んでください♪
砂糖は体に悪いらしい…というのは、
かなり浸透してきている気がしますが、
「だったらキビ砂糖にしようかな?」
「甜菜糖ならOK?」
「メープルシロップや蜂蜜とか天然ものにしよう!」
など、間違った対策をしがちです。
そもそも、砂糖は何がダメなのでしょうか?
砂糖=ショ糖は、
ブドウ糖と果糖がくっついた二糖類。
簡単に体に吸収されてしまうため、
高血糖からの低血糖を引き起こしてしまい、
無気力、イライラ、逆切れ…
などの精神的な症状に表れやすくなります。
また、
虫歯菌のエサになり、虫歯の原因にも。
そして、お腹周りの脂肪にもなってしまう!
さらに、
体がエネルギーにできるのはブドウ糖なので、
果糖は、一度代謝して、ブドウ糖に変換してから、
エネルギーとして使います。
その代謝の際に、老廃物が発生します。
そもそも人間がエネルギー源にするのは、
ブドウ糖の塊であるデンプン。
だから、二糖類である砂糖は、食べる必要がない。
…というところで、
今までは終わっていたのですけども。
では、なぜ人間の体は、
二糖類は食べる必要がない状態になったのか?
それは、
火を通した種=穀物を炊いたご飯を、
人間が主食にしたから。
砂糖は、サトウキビの茎を絞った汁から作る。
メープルシロップは、楓の樹液から。
甜菜糖は、根から。
ハチミツは、花の蜜。
どれも種ではありません。
ではなぜ、種のデンプンにしたのか?
それは、種が一番、高エネルギーな物質だから。
だって、考えてみてください。
植物が、光合成をしたエネルギーは、
どこに蓄えられますか?
光のエネルギーを集めたブドウ糖を、
集めに集めて、固まりにして、
一カ所に集めたものが、種。
その手前である、葉や茎や果実は、
いくら光合成をしても、
種ほどの密度でブドウ糖は含まれません。
芋類も、種ほどの密度では、デンプンは含まれません。
だって、種になる前の途中段階だから。
つまり、みんなデンプンになるのを目指していて、
砂糖をはじめ、種以外の糖分は、不完全な糖なのです。
だから、日本では、
東南アジア諸国のように、
芋を主食にすることはできませんし、
野菜や果物では、エネルギーが足りなくなる。
(体が冷えてしまう)
穀物というのは、
種であり、
光のエネルギーの固まり。
だからこそ、炊いたご飯は、日本人の主食足りえたのだ!
と思った時、
私たちって、すごいバランスの上に日常を生きているんだな!
と改めて感じました。
そんな穀物のバリエーションとして、
雑穀を取り入れると、
お米には無い栄養が補えて、
体がどんどん元気になります♪
縄文時代から、日本人が食べつないできた雑穀。
自信と誇りを持って、ご飯を食べていきましょう!
雑穀の食べ方が分からない!という方は、体験レッスンに来てね!
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